We love books

鳥飼久美子さんの本、 「子どもの英語にどう向き合うか」を読んで 

2020年から入試改革と共に、英語教育も変わります。とは言っても、政府の目標と現場の状況との間にズレがありますから、実際どれだけ変わるのか、見てみないと分からないといった感じですが、少なくとも小学5年生から英語が教科にな …

中室牧子著「学力の経済学」 を読んで 

教育評論家のアドバイス的な本や一個人の子育ての成功体験談といった本はたくさんありますが、これは実験データに基づいた科学的根拠(エビデンス)のある理論ですので、説得力があります。 どんな実験がどうかも詳しく書かれていますが …

直木賞 本屋大賞 「蜜蜂と遠雷」  恩田 陸 著

直木賞だけでなく本屋大賞も受賞したということで、今話題となっていますね。 まず、目次から度肝を抜かれます。予選の曲目と課題曲。そして、出場者の演目がズラ-ッと並び、まるで、コンクールのパンフレットのような始まりです。それ …

話題の村上作品 「騎士団長殺し」 

第1部 顕れるイデア編 第2部 遷ろうメタファー編 私は世に言う「ハルキスト」ではないので、新作を発売日に勇んで買ったりしたことはないのですが、今回は珍しく予約をして、話題のこの本を発売日に手に入れることが出来ました。ち …

「麦の海に沈む果実」 恩田 陸 著

今、確実に、恩田ワールドに嵌ってしまいました。 これは、前回の「三月は深き紅の淵を」の続編で、断片的だった第4章の不思議な学園のストーリーを1冊にしてある本です。理瀬という少女が全寮制の学園に入り、色々な事件に遭遇する中 …

「三月は深き紅の淵を」 恩田 陸 著

恩田陸さん、直木賞を取りましたね。直木賞を取った作品、面白そうです。ピアノのコンテストの話らしいので、余計に興味を惹きます。 今まで、「夜のピクニック」しか読んだことがありませんでしたが、急に恩田陸さんの小説が読みたくな …

本とワクワクの ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークの3連休、1日めにショッピングセンターにある本源郷さんへ行って、6冊の文庫を買いました。 5冊買うと1冊プレゼントしてもらえます。ですから、最初から6冊選びます。6冊で1,000円ですから、お得な気分。 …

「疲れすぎて眠れぬ夜のために」 内田樹 著

内田樹さんの本を読んでみたいと前から思っていて、たまたま見つけたこの本。 哲学者であり、また、武道家でもある内田樹さんですが、この本では、若い人に向けたメッセージが多く書かれています。 その中でも、特に納得したのが、次の …

「ステップファーザー・ステップ」 宮部みゆき 著

内容が深刻でなく、かるーくミステリーを読みたい人向きです。 主人公はプロの泥棒で、たまたま入った先にいた中学生の双子の兄弟と関わって、その双子のお父さん代わりになってしまうという設定。事件に巻き込まれる双子をそのプロの泥 …

「坊っちゃん」 夏目漱石 著

今更、坊っちゃん? という感じではあるが、最近ピース又吉の影響で、太宰治・夏目漱石・芥川龍之介などが脚光を浴びているようです。近所の古本屋さん(本源郷さん)の話では、最近は中高生がたまに古典を買っていくそうです。 他の本 …