以前から「おもしろいよ」と聞いていましたが、
題名を聞いて、表紙を見て、後ろのストーリーの紹介を読んで・・・ 「うーん、本当に面白いのかなぁ~」と思ってしまって、なかなか読まなかったのですが・・・。

やっと、読みました。

そしたら・・・ 思いのほか、面白かったのです。

青春小説。 確かに、甘酸っぱい青春小説でした。

ただ、歩くだけの歩行祭。 毎年行われる、80キロを丸一日かけて歩く歩行祭。

主人公の友だちが、「みんなで夜歩く。ただそれだけのことが、どうしてこんなに特別なんだろう。」というセリフを言うけれど、まさにこれがこのストーリーの全てを語っている。

歩きながら、皆、色々なことを思い、自分に語り、友だちと語り・・・。
その中で、ドラマがあり、歩行祭が終わるとともに一歩大人になっている。

こういうイベントをしている学校って、実際あるのかしら?

それとも、作者の全くの創作?

これだけの丸一日の歩くというイベントで、何か、ほろ苦い・・・甘酸っぱい思いを蘇らせてくれる小説も珍しい。

中高生は、まさに今青春ですから、自分に重ね合わせて、違った読み方をするんでしょうね。
保護者の方に、むしろお勧めかもしれません。
☆☆☆☆