都立高校の入試にスピーキングテストが導入されるようです。民間のベネッセが請け負って、と聞くと、デジャブのようです。大学入試の共通テストで記述式を入れるという話があったとき、民間で採点するというので、公平な採点ができるのかどうかと物議を醸して結局無しになりました。その時もベネッセだったような・・・? 今度は高校入試ですか。

今回も公平な採点ができるかどうかということで、中止を求める署名運動も起きているようです。

どんな問題なのか、プレテストを見てみると、1番から徐々に難しくなっていって、結構量が多いんですよね。気になったのは、問題が出されてから答え始めるまでに、考える時間が30秒あるのです。会話はすぐに返さないと、会話として成り立たないと思うのに、謎の30秒です。それだったら、作文で充分でしょう!というツッコミを入れたくなりました。

会話は、考えたり、言いよどんだり、言い直したりしながら、お互いの意思疎通を図ることだと思うけど、正確にスピーチのように答えないと点数にならないってことでしょうか???

目的は何なのかな?と不思議に思いました。

「テストに入れたら、会話の練習をして話せるようになるだろう」と、誰かが考えたのでしょうね。学校での会話の授業が試験対策のための会話授業になって、面白くもなんともない、無味乾燥な授業になっていくのが目に見えるようです。英語嫌いが益々増えるでしょうね。

今後全国に行き渡るのかと想像すると  ( –  – )